予想以上のたそがれっぷりに度肝を抜かれるマンガ「たそがれたかこ」
マンガ大好き!! 「マンガるでん。」です。
みなさん、たそがれって好きですか?
黄昏とは、薄暗くなった夕方を指し、勢いが衰えるなどの意味合いで比喩として使われたりします。
マンガ「たそがれたかこ」のたそがれは、更年期に差し掛かりいいようのないむなしさを抱える45歳バツイチたかこの空気感を的確に表現していると思います。
胸が締め付けられるマンガです。
《こんな人におすすめ》
『たそがれたい』
『ヒューマンドラマがみたい』
『毎日が退屈』
- 作者: 入江喜和
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/11/07
- メディア: Kindle版
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あらすじ
耳の遠くなった母と暮らす45歳バツイチのたかこは、むなしさに苛まれながらも色のない日々を過ごしていた。
たかこの宵闇は恐ろしく暗く深かった。
何が原因でもなく、すべてが嫌になりかけているたかこはある夜、寝られずに墨田川のほとりで1人で酒を飲む。
そんなたかこに1人の男が声を掛ける。
この出会いによりたかこに変化がもたらされる…。
たかこの宵闇
更年期に差し掛かっているからとかいないからとかではなく、きっと誰も底知れないむなしさみたいのを感じた夜というのはあると思うんです。人生本当にこれでいいのかなと不安になったりとか…。
この時のたかこの感情がなんとなくですが伝わってくる気がして…、胸が締め付けられました。
たかこの夜明け
ここにきて今まで灰色だったたかこの人生が色付きはじめるのがコマを読み進める度にわかり、女性は恋をするとキレイになるとも言いますが、人間にとって楽しみって本当に大事なんだな~とつくづく感じました。
たかこは少しずつですが人生の楽しみ方を学びそして見つけていきます。
まとめ
みなさん、たそがれましたか?
それにしても、たそがれって本当に良い言葉ですよね。
ところで、この黄昏の由来が「誰そ彼」だと映画「君の名は。」で知った方も少なくないのではないでしょうか?
かくいう管理人もその1人です。
更に、黄昏時って写真を撮影する際とても綺麗に撮影できる時間なんですよ。
マジックアワーと呼ばれていたりもします。
黄昏時に撮った風景って本当に絵になるんですよね~。