これが真の愛の形!?マンガ「穴殺人」が必見の問題作過ぎる!!
マンガ大好き!! 「マンガるでん。」です。
「穴殺人」は、現在、マンガボックスで連載中の裸村さんのマンガで、登場人物達が中々の変態っぷり(良い意味)、個人的に今注目の作品です。
では、先ずはあらすじから。
あらすじ
物語の主人公である黒須越郎(くろす えつろう)は大学を二浪中で無職、親に愛想を尽かされ仕送りも止められた、ネットが止まり、次は電気か水道か、と日々絶望するようになる。
そして、悩みに悩んだある日、黒須越郎は自殺しようと思い立つ。
しかし、決意の自殺は無念にも失敗に終わり変わりにアパートの隣部屋を除くことができるのぞき穴を得ることになる。
隣に住んでいる女子大生、宮市莉央(みやいち りお)の生活をのぞくことが彼にとっての生きる意味となり希望となった、しかし、ある日、宮市莉央が殺人鬼(シリアルキラー)であることを知ってしまう。
自殺志願者と殺人鬼の奇妙な恋物語が幕をあける。
自殺志願者と殺人鬼の奇妙な恋
彼女になら殺されてもいいかもと思ってしまう黒須越郎もかなりの変態ですが、やはり宮市莉央の狂気が桁違いです。
この人となら上手くやっていけるという予感の元で付き合うことになった二人ですが、宮市莉央にとって黒須越郎はいつか殺す対象に過ぎません。
ある意味、黒須越郎を美味しく殺害するために思い出作りをしているわけですから、正気の沙汰とは思えませんよね。流石、シリアルキラー。
これはどう転んでも悲劇…
さてさて…、いったいどうなるのか…。
- 作者: 裸村
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/05/09
- メディア: Kindle版
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まとめ
管理人は7巻までバーッと一気に読んでしまったのですが、いや、面白かったです!
これだけバンバン人殺しをしていたら捕まるだろう! と突っ込みたくはなりますが、そのあたりは作品内の設定で解決されています。それでもまあとんでもない設定なのでそういうの受け入れられない人は抵抗があるかも。
でも、この作品にリアルな世界観を求めるのは間違っていると思うんです。
これはラブストーリーであり決してミステリーではないと管理人は感じました。
酷く歪んだ愛の形ですが、8巻以降どうなっていくのか…、物語も終盤という感じで、今後がとても楽しみな作品の1つです。