ネタバレされる前に読むべきマンガ「あげくの果てのカノン」
マンガ大好き「マンガるでん。」です。
おすすめマンガを紹介させてください。
各所で話題になっておりますが、「あげくの果てのカノン」が面白いです。SF×不倫というのもとても斬新で、何よりも本作の主人公でありヒロインでもある高月かのんに漂う大物のヤンデレ感が中々に凄まじいのも見所のひとつですね。
「あげくの果てのカノン」1巻
1巻のあらすじ
高月(こうづき)カノン、23歳。
高校時代からストーカー的に想いを寄せる境(さかい)先輩と、
アルバイト先の喫茶店で再会を果たす。
でも、いけない。
先輩は世界の英雄で、そして奥さんのものだから。
高月かのんの人物像
高月かのんがどういう人物なのかというのは、この1ページで大体伝わるのではないでしょうか。
好きな人をのことを語る時、人は饒舌になる。その愛が深ければ深いほど、まわりが見えなくなるものなのですね。この引くほどびっしりと積年の想いを語る女性が本作の主人公高月かのんです。
かのんが想いを寄せる境宗介
そして彼女が想いを寄せるのが境宗介。
彼は妻帯者であり、「あげくの果てのカノン」の世界で彼は異星人を破壊する特殊部隊のリーダーで、一般市民にもファンがいるほどの人気者です。高月かのんにとっては住む世界のまるで違う人間。
高月かのんは、境宗介を高嶺の花として、ただ見ているだけで満足でした。でも二人の距離は急速に近づいていきます。そして高月かのんも見ているだけ以上のことを望んでしまった。そのあげくの果てにどうなるのか…、というのが物語の筋なのですが、1巻目のラストから続きの読めない衝撃展開でした。
これは是非ネタバレなしで読んでみて貰いたいです。
あと、これ表紙カッコいいですよね。
この表紙と「あげくの果てのカノン」というタイトルだけでもやられた感があります……。
「あげくの果てのカノン」2巻
2巻のあらすじ
ゼリー(エイリアン)襲来によって 都市機能を失った東京・永田町。
高月かのん(23歳)は、高校時代から8年間、
一方的に大好きな境先輩への片想いをこじらせ、
崇拝の域に達している。
先輩以外を好きになったことがない高月にとって、
先輩との時間は、初めてのことだらけ。
触ること、
見つめること、
そして…
でも、いけない。
この「恋」を進めると、「罰」を受ける。
だって、先輩は他の人のもので、この世界のヒーローだから。